二十歳で入門してから継続し、唯一の特技として他人に語れることを、幸せに感じています。
社会人になってからも行く先先で、素晴らしい先生方や仲間との出会いにどれだけ励まされたか知れません。縁があり町内で倉庫を入手し、道院を設立することが出来ました。
指導者になってからは、やりがいと共により一層、少林寺拳法の奥深さを実感しています。
凡庸な私でも、楽しく修行出来ている経験を拳士の皆さんへ伝えて行きたいです。
一人一人の心身の成長を願い、出来るだけ個人に合ったプログラムを用意することです。
科目表や昇級昇段試験も一つの目安になりますが、拳士それぞれの習熟度や興味、性格に合わせることを心掛けています。
準備運動からストレッチ、基本の突き蹴り、相対演練、運用法までまんべんなく行います。
金剛禅のでは、心の修練も大切です。
鎮魂行のあとの法話では、車座になって一人一人の考えも発表しています。
日々の修練を通じて、自ら動き、考え、行動出来る人を育てることです。
当道院には、東日本大震災当初からボランティア活動を自主的に継続している拳士がいます。
普段は道場に顔を見せなくとも、思いを共有出来ている頼もしい仲間です。
道場の施設(二階は道場、一階は教室)を活かして、県南小教区の行事に活用しています。
また、震災後は被災地支援のサロンとしても利用されました。また、地域の皆さんの健康づくりとして、少林寺拳法健康プログラムも取り入れています。
様々な運動器具があるので、三分間の休憩時間でも、子供達は遊んでいます。時には大人も交じってドッチボールなどに興じています。
少人数なので、大人と子供が協力して修練をしています。
アットホームな雰囲気を大切にしています。
一階の教室では、定期的にお茶会を開いたり、習字作品を書いたりしています。
一関東部道院に通う理由
一関東部道院との出会いは、自宅から最寄りなので通い始めました。
少林寺拳法を続ける理由は、健康と護身術習得のためです。
常に戦える自分、常に身を守れる自分を目標に鍛錬しています。己こそ己の寄るべ
であり、特に高い理想はありません。生活に追われる日々ですが、無理せず続けています。 (60代 男性拳士)