岩手県教区長挨拶

岩手県教区長
ライバルは昨日の自分
少林寺拳法で 本当の強さに出会う
教区長 吉田 浩士 

教区長 吉田 浩士  ごあいさつ

 10年前の東日本大震災では沿岸部の街を中心に甚大な被害を受けました。道院の活動にも、その影響は続いています。しかし、一方ではボランティア活動を通じて多くの拳士との交流が生まれました。コロナ禍にあっても心の交流、信頼関係は変わっていません。

 広い県土を持つ岩手では、個性を持った13の道院が活動をしています。各道院のリーダーである道院長の先生方は、長年にわたり技術や教義の指導に研鑽されており、頼りになる方ばかりです。どうぞ気兼ねなく、その門を訪ねてみて下さい。

 県内の少林寺拳法関連団体は2つあります。道院が所属するところの(宗教法人)金剛禅総本山少林寺岩手県教区と、スポーツ少年団や学生の少林寺拳法部が所属するところの(一般財団法人)岩手県少林寺拳法連盟です。形態は違いますが、それぞれに目的を持ち、創始者宗道臣(開祖)が志された「平和で豊かな社会を築くために、社会で役に立つ人間を育てたい」という共通の思いを胸に日々活動しています。

 金剛禅運動とは、少林寺拳法という修行法を通じて、自己を確立し、理想境建設を目指すことなのです。