2023年度4月、小教区研修会を開催

4月16日、盛岡市立武道館の会議室にて、本年度最初の小教区研修会を開催しました。今回の講師は、盛岡中部道院の岡部好孝先生と、岩手高田道院の五日市周三先生です。今回のテーマは、「金剛禅における鎮魂行の意味」と「現代社会に理想境を建設するための金剛禅布教者の働きかけ」です。

岡部先生からは、金剛禅は生きている人間を対象としていることから、魂とは気とか、霊であり、つまり「人の心」であること。心の欲望をコントロールして、分かっていることであっても、鎮魂行として毎回唱えることで、自分に染み付けて、習慣化することが大切であることを教えて頂きました。

五日市先生からは、金剛禅で言うところの「ダーマ」はエネルギーであり、活力であり、生きる力、つまり自分自身の命である。我々は平等に与えられているダーマの可能性を、人それぞれの方法で引き出して行かねばならない。また、真の生きがいとは、求める心と与える喜びにあふれた人生だと、開祖は説かれた。そして、理想境は行動から生まれるという認識が布教者には求められると教えて頂きました。

次回の開催予定は11月です。ご期待下さい。ご参加をお待ちしています。




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