小教区研修会を開催 2023年11月

2023年、今年2回目の小教区研修会が盛岡市立武道館で開催されました。講師は盛岡中部道院の岡部好孝先生と、岩手高田道院の五日市周三先生です。テーマ①は「金剛禅における儀式の意味と目的」でした。岡部先生からは、儀式には習俗的な意味と宗教的な意味があるが、我々の金剛禅としての儀式の意味とは、ダーマ信仰の確立を中心とすることから、決意と連帯意識を目的とし、あくまで法を修めることにより、「理想境建設」を目指すものでなければならないとの解説を頂きました。テーマ②は「少林寺拳法の修練はなぜ金剛禅の修行たり得るのか」です。五日市先生から、先ずは開祖による開創の動機と目的から紐解き、金剛禅設立の経緯を振り返りました。少林寺拳法は修行法としての易筋行と主行としながら、内修と外修の両面があり、技術を学びながら、自己確立と自他共楽の思想を身に付け、平和な社会実現に貢献するためにある。そして自らも修行者として、生涯修行に邁進していくようにとの勧めを頂きました。




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