今年3月20日にご逝去された、元岩手大船渡道院、道院長の村上國充先生のもとに、少林寺拳法グループの宗昂馬代表から贈られた感謝状を届けて参りました。ご自宅では奥様とご家族が迎えて下さいました。訪問したのは、吉田教区長、岩手釜石道院の泉先生、重茂雅宏先生、伊藤昇市先生です。学生時代からの同級生で長い交流のある泉先生や、新任の勤務地として道場に6年間お世話になった重茂先生からの思い出話をして頂いて、和やかに村上先生のご遺徳を偲ぶことが出来ました。
今年3月20日にご逝去された、元岩手大船渡道院、道院長の村上國充先生のもとに、少林寺拳法グループの宗昂馬代表から贈られた感謝状を届けて参りました。ご自宅では奥様とご家族が迎えて下さいました。訪問したのは、吉田教区長、岩手釜石道院の泉先生、重茂雅宏先生、伊藤昇市先生です。学生時代からの同級生で長い交流のある泉先生や、新任の勤務地として道場に6年間お世話になった重茂先生からの思い出話をして頂いて、和やかに村上先生のご遺徳を偲ぶことが出来ました。
少林寺拳法岩手県連盟主催、5月度の合同練習で「連続複数法形修練」を体験しました。ご指導を頂いたのは、岩手釜石道院の川崎先生です。一般的に、全習法と分習法という修練法があります。全習法は、一連の動作を始めから終わりまで繰り返して行う修練法であり、細かい部分よりも全体的な視野や流れの感覚を養うのに適しているとされます。また、その効果は、何度も繰り返すことにより、次第に雑念の除去された無心ともいえる状態で修練を行うことができ、自分と相手とが一体であるかのような、調和の高まりを体験できるとされています。今回は相手を替えながら、小一時間ほど休みなく動き、体がほぐれていくのを感じることが出来ました。
3月20日、元岩手大船渡道院長の村上國充先生がご逝去されました。67歳でした。
昨年秋、岩手県連主催の懇親会には、ご病気から快復されて、お元気な姿を見せて下さっていました。また、先日の大船渡市の森林火災では市内の様子を電話で伝えてくれるなど、以前と変わらぬ様子に安堵しておりました。この度の急な知らせには一同が驚きを隠せませんでした。村上先生の人を引き付けるお人柄と、生前のご功績の大きさは図りしれません。23日のご葬儀には、旧友である岩手釜石道院の泉先生をはじめとして、県内外の少林寺拳法関係者、大船渡道院の元拳士、北里大学三陸キャンパスでお世話になった学生らが駆け付けていました。大船渡市長の弔辞など、多くの参列者が別れを惜しんでいました。事前に葬儀会社と打ち合わせをして準備していたという遺影には、参列者から村上先生らしい粋な計らいとの声がありました。村上先生のこれまでの働きに応えるべく、私達も一層の精進をお誓い申し上げます。これからも、私達を天国から見守っていて下さい。合掌。
1月26日(日)、一関東部道院専有道場で岩手県南小教区の行事を行いました。今回は、小教区研修会として、僧階学習、新春法会、合同修練の三本立です。特に、僧階学習(レポート作成)は、単独では初開催となります。道院長同士が講師となる方式です。今後も拳士の要望に応えられるよう随時の開催を目指したいと思います。盛り沢山のプログラムにで気忙しくなりましたが、充実した時間となりました。
岩手県南小教区では、11月14日に奥州市武道館で達磨祭を行いました。岩手東水沢道院、一関道院、一関東部道院の合同の行事は、1月の新春法会以来となります。式典の後は、合同で修練を行い易筋行の技の確認を行いました。
岩手県教区は、岩手盛岡三陸小教区と岩手県南小教区の二つの団体で構成されています。今回も合同で小教区研修会を開催しました。場所は会場の都合で、盛岡市立武道館の柔道場になりました。鎮魂行の後、座って講義を受けました。講師は五日市周三先生でした。
正式名称としては、金剛禅総本山少林寺公認 岩手県教区講習会 となります。7月7日、岩手県営武道館を会場に、開催されました。当日は梅雨前線が停滞して、生憎の土砂降りの天候でしたが、東北各県から受講者が集うことが出来ました。
本山教師は青森東道院の原宏先生で、講義に易筋行の実技にも、熱い指導を賜り、収穫の多い講習会となりました。
2024年1月14日、県南小教区(岩手水沢道院、岩手東水沢道院、一関道院、一関東部道院)合同で、新春法会と拳士交流会を開催しました。会場は一関市内の一関東部道院専有道場です。合同での式典の開催は、コロナ禍を経て4年振りになります。
新春にふさわしく、暖冬の穏やかな日和の中、厳かに且つ、新しい目標に向かい、決意を持って誓いを述べて頂きました。その後は、易筋行で技術の修練を通じて交流を図りました。
今回の講習会は、福島県教区の企画で、東北地区の拳士の交流を兼ねて、本山公認教区講習会として開催されました。11月18日、須賀川武道館には百名ほどの拳士が集まりました。当日は法階の講義を受けたり、易筋行である少林寺拳法で汗を流して、交流を深めました。講師には青山昌伸先生、藤井省吾先生をお呼びしてご指導を頂きました。
2023年、今年2回目の小教区研修会が盛岡市立武道館で開催されました。講師は盛岡中部道院の岡部好孝先生と、岩手高田道院の五日市周三先生です。テーマ①は「金剛禅における儀式の意味と目的」でした。岡部先生からは、儀式には習俗的な意味と宗教的な意味があるが、我々の金剛禅としての儀式の意味とは、ダーマ信仰の確立を中心とすることから、決意と連帯意識を目的とし、あくまで法を修めることにより、「理想境建設」を目指すものでなければならないとの解説を頂きました。テーマ②は「少林寺拳法の修練はなぜ金剛禅の修行たり得るのか」です。五日市先生から、先ずは開祖による開創の動機と目的から紐解き、金剛禅設立の経緯を振り返りました。少林寺拳法は修行法としての易筋行と主行としながら、内修と外修の両面があり、技術を学びながら、自己確立と自他共楽の思想を身に付け、平和な社会実現に貢献するためにある。そして自らも修行者として、生涯修行に邁進していくようにとの勧めを頂きました。