Category Archives: 教区ブログ

県南小教区 新春法会を開催

2024年1月14日、県南小教区(岩手水沢道院、岩手東水沢道院、一関道院、一関東部道院)合同で、新春法会と拳士交流会を開催しました。会場は一関市内の一関東部道院専有道場です。合同での式典の開催は、コロナ禍を経て4年振りになります。

新春にふさわしく、暖冬の穏やかな日和の中、厳かに且つ、新しい目標に向かい、決意を持って誓いを述べて頂きました。その後は、易筋行で技術の修練を通じて交流を図りました。




福島県にて本山公認教区講習会を開催

今回の講習会は、福島県教区の企画で、東北地区の拳士の交流を兼ねて、本山公認教区講習会として開催されました。11月18日、須賀川武道館には百名ほどの拳士が集まりました。当日は法階の講義を受けたり、易筋行である少林寺拳法で汗を流して、交流を深めました。講師には青山昌伸先生、藤井省吾先生をお呼びしてご指導を頂きました。




小教区研修会を開催 2023年11月

2023年、今年2回目の小教区研修会が盛岡市立武道館で開催されました。講師は盛岡中部道院の岡部好孝先生と、岩手高田道院の五日市周三先生です。テーマ①は「金剛禅における儀式の意味と目的」でした。岡部先生からは、儀式には習俗的な意味と宗教的な意味があるが、我々の金剛禅としての儀式の意味とは、ダーマ信仰の確立を中心とすることから、決意と連帯意識を目的とし、あくまで法を修めることにより、「理想境建設」を目指すものでなければならないとの解説を頂きました。テーマ②は「少林寺拳法の修練はなぜ金剛禅の修行たり得るのか」です。五日市先生から、先ずは開祖による開創の動機と目的から紐解き、金剛禅設立の経緯を振り返りました。少林寺拳法は修行法としての易筋行と主行としながら、内修と外修の両面があり、技術を学びながら、自己確立と自他共楽の思想を身に付け、平和な社会実現に貢献するためにある。そして自らも修行者として、生涯修行に邁進していくようにとの勧めを頂きました。




2023年度4月、小教区研修会を開催

4月16日、盛岡市立武道館の会議室にて、本年度最初の小教区研修会を開催しました。今回の講師は、盛岡中部道院の岡部好孝先生と、岩手高田道院の五日市周三先生です。今回のテーマは、「金剛禅における鎮魂行の意味」と「現代社会に理想境を建設するための金剛禅布教者の働きかけ」です。

岡部先生からは、金剛禅は生きている人間を対象としていることから、魂とは気とか、霊であり、つまり「人の心」であること。心の欲望をコントロールして、分かっていることであっても、鎮魂行として毎回唱えることで、自分に染み付けて、習慣化することが大切であることを教えて頂きました。

五日市先生からは、金剛禅で言うところの「ダーマ」はエネルギーであり、活力であり、生きる力、つまり自分自身の命である。我々は平等に与えられているダーマの可能性を、人それぞれの方法で引き出して行かねばならない。また、真の生きがいとは、求める心と与える喜びにあふれた人生だと、開祖は説かれた。そして、理想境は行動から生まれるという認識が布教者には求められると教えて頂きました。

次回の開催予定は11月です。ご期待下さい。ご参加をお待ちしています。




道院長勤続表彰状の授与式

3月12日、岩手県教区の会議に先立ち、盛岡北道院の小原巧久先生が道院長勤続表彰10年を受けられましたので、表彰状の授与式を行いました。小原先生は、ご自身の道院の指導は勿論のこと、岩手県連盟の大会実行委員長や研修会の運営を担当されています。今後益々のご活躍を期待致します。

 




2023年 新年は開祖の言葉から

新年あけましておめでとうございます。国内では、コロナ禍の継続、少子高齢化、物価高などの諸問題が山積し、世界でもウクライナでの戦争の終息が見えないなど、より混迷を極めている時代の幕開けとなっています。このような時代にあって、無力感に苛まれる昨今ですが、いま自分に出来ることをやって行きたいものです。

新年の始まりに当たり、「宗道臣語録」より元気の出る言葉を紹介します。

【 自分にとって 最も辛いことを 克服することが、己に勝つ第一歩である。】

【 認められる存在に なりたいと思うなら。まず己、みずから努力しなさい。】

 




中学校での武道授業に指導者を派遣

県内では、体育の武道の授業として、少林寺拳法が盛岡中央高校付属中学校で実施されています。それに加えて、昨年度より、岩手県教育委員会より複数武道授業推進のための、中学校武道地域指導者派遣事業が実施されています。昨年は県内で6校、今年は7校に指導者が派遣されました。

12月上旬に開催した、大船渡市立東朋中学校での授業では、地元新聞社の東海新報が取材に来て下さり、紙面で紹介して頂きました。

 

 




金剛禅総本山少林寺公認 教区講習会inあきた

2022年11月12日(土)、秋田県立武道館にて本山公認教区講習会が開催されました。今回は本山教師として、海鋒雅之先生と湯浅裕二先生をお迎えし、金剛禅の教義についてのご講義を聴き、また易筋行の時間では共に汗を流しました。

またこの講習会には、東北6県の道院長や門信徒の交流という目的もあります。残念ながら、コロナ禍により限定された内容となりましたが、久しぶりの対面での交流が図られました。




第39回少林寺拳法岩手県大会が開催されました

10月9日(日)、第39回少林寺拳法岩手県大会が、岩手県営武道館にて、集合大会としては3年振りに開催されました。この大会は、岩手県少林寺拳法連盟が主催するもので、岩手県教区所属の道院拳士から、またスポ少など学生が所属する財団法人の少林寺拳法連盟も参加していて、県内の拳士の総力を結集した大会となっています。

コロナ禍の大会運営ということで、感染対策が最大の課題でありました。そのために実行委員会では、参加者全員の抗原検査キットの事前配布、当日の人の流れと消毒体制など、きめ細やかなマニュアルを作り上げました。結果的には、一人の感染者も無く終えることが出来ました。大会の結果は、岩手日報のスポーツ欄にも紹介されました。




岩手県 少林寺拳法指導者研修会が開催されました

 岩手県(盛岡市)地域社会 少林寺拳法指導者研修会が10月1日(土)と2日(日)、岩手県営武道館にて開催されました。この研修会は、公益財団法人日本武道館、全国都道府県立武道館協議会、一般財団法人少林寺拳法連盟、岩手県公立武道館協議会が主催するもので、県内地域における武道の指導者を育成することで、社会教育に役立てようというものです。講師には、愛知県から本部指導員の林正義先生(正範士八段)、岡山県から全国中学校少林寺拳法連盟理事長の安田智幸先生(准範士六段)です。

 県内からは多くの拳士や教育関係者が集まり、技術修練や講義の研修を受けました。平行して、「武道授業における少林寺拳法指導法の研究」のプログラムがありました。今年度も、県内では7校が中学校武道授業への地域指導者派遣を希望していることから、我々にも指導内容の充実が求められています。